12月4日から約1ヶ月間韓国芸術高校へ留学しました。
韓国芸術高校への留学にて達成したい目的は新たな語学と技術(歌とダンス)の習得でした。小学生の頃韓国語を習っていたものの、母が無理やり習わせたものだったので正直楽しくなく、なんでよりにもよって韓国語と文句を言って中途半端なままやめてしまいました。
しかし、今になって日本語と英語以外の 外国語をもうひとつ習得することで将来の選択肢が広がることを知り、改めて韓国語を習得したいと思いました。それと同時に、今まで学校の文化祭などでダンス披露したりと、興味はあったものの、周りに習える環境がなかったため、親にも迷惑かけられないと諦めるしかなかったダンスと歌の技術を、今度こそ韓国留学にて習得したいと思いました。
留学先としては韓国芸術高校を選んだのですが、語学と技術のどちらか片方に偏りすぎず、どちらも同じ割合でスケジュールが組まれていた事が決め手になりました。
今回の留学で私が大切にしたテーマは自発的に楽しむ事と、生徒の一人として、グループの一員として周りの人を尊重し、協調性を持って取り組むことでした。留学は言葉も生活習慣も現地のやり方に合わせながら生活するので大変ですし、そんな中で勉強や技術の習得を成し遂げるのはもっと大変なはずです。
まさに私も韓国芸術高校では、当たり前のことですが先生全員韓国語しか通じなかったため、会話するのにだいぶ苦戦しました。しかし、そんな状況で頑張っている仲間がたくさんいます。私に刺激を与えてくれる人や環境がそこにあります。このような環境で、私は向こうから話しかけてきたり行動してくるのを待つのではなく、積極的に自ら率先して行動できたと思います。
韓国芸術高校ではダンス、歌、ピアノの授業を受けたのですが、一番ダンスの授業が充実していました。韓国のダンスレッスンはキツいとは聞いていて、やはりその通りでした。しかし、そこまでダンスを上手く踊れない私にとっては本当に意味のある授業でした。ステップの踏み方、ウェーブのやり方など、短い時間ではありましたが、基礎からみっちり丁寧に教えていただきました。音楽室でピアノの自主練をしていた時に、韓国芸術高校の正規の学生さん達にたまたまお会いし、少し話せたことが嬉しかったです。
韓国芸術高校では、楽しかった事、残念だった事、全部引っくるめて良い勉強になり、意味のある留学をできたと思います。最後の留学生として韓国芸術高校へ留学できた事、また、一流の先生方の授業が受けることができて大変光栄でした。
【韓国芸術高校 交換留学コース 2018年12月4日~1か月修了 H.M】